畳の種類
裏返し
新畳を入れてから3〜4年目経つと畳が日焼けしたり、ささくれが、気になりだします。
そのような時に畳表を裏返しにして、張り替える作業が裏返しです。
裏に青みがあるのが良い頃なのです。
表替え
裏返しをした畳表が傷んできたら、畳床をそのまま活かし、新しい畳表に取り替える作業です。
い草の良い香りがします。
裏返しをしてから、3〜5年目頃が適当と考えます。
裏返し・表替えの場合には畳の縁も新しく取り替えます。
畳替え（新調）
畳床も含めて畳全体を新品に取り替えることです。
裏返しも表替えも難しいほどに破損が見られた場合、床芯が特にふかふかしていたら、畳替えをお奨めいたします。
新畳のしっかりした足当たりは背筋までピンとなります。
フチの種類
●抗菌畳縁もございます。
浮＜うき＞、集＜つどい＞、香々里＜かがり＞、暮四季＜くらしき＞、縁など
子供部屋用、キャラクター縁もございます。
畳縁＜たたみべり＞ の機能 ご存知ですか？
畳縁は、畳表の角の磨耗を防します・・・・機能
畳縁は、畳と畳の間の隙間を埋めます・・・衛生
畳縁は、畳のオリジナル性を高めます・・・個性
【こんな時は替え時です。】
●ささくれ立った畳表（畳の表面）が衣服に付きだした時
畳表がささくれ立ち始めると、その畳表の寿命が近いことを示しています。
表替えをすれば、再び綺麗で住みやすいお部屋に戻ります。
●生活していて気になるくらい畳が波うって（ボコボコになって）いる
畳床に寿命が来ているので、畳を新調してください。快適な生活空間に戻ります。
※あまりにもひどい時には、床板から傷んでいる可能性もありますので、一度畳屋さんに来てもらい、
畳と一緒に床板も見てもらいましょう。
床板ごと傷んでいる場合でも、畳屋さんと大工さんが同時に工事すれば、一部屋でしたら一日で工事を終えることもできます。
●お部屋の壁を塗り替える時や襖を張り替える時
お部屋の壁（クロス）や襖が新しく綺麗になると、畳の古さや汚れが目立ち、せっかくお部屋を綺麗にしても今ひとつになってしまうので、ついでに畳も替えてしまいましょう。部屋全体が明るくなり、気分も良くなります。
●大事なお客様が来るのに、畳が傷んでいて格好悪い
一日だけなら上敷きを敷いてその場をしのげます。
これを機会に畳替えをしましょう。
